ポータブルトイレの使いみち
ポータブルトイレは、足腰は弱ってきているが、何とかベッドから自力で立ち上がることが出来る方を対象にしています。
使い方でまず重要なのはどこに置くかの位置です。
多くの方は、足腰の弱り方は左右均等ではありません。
脳卒中を原因とした場合には、左右どちらかにはっきりと片麻痺が現れている場合もあります。
これら心身機能、障害の度合い・内容を見極め、ベッドのどちら側から降りやすいのかを見極める必要があります。
ベッドから降りる側が決まれば、次に草いす等への乗り降りのスペースを確保します。
このように考えていくと、ポータブルトイレの位置は、ベッドを降りやすい側の真ん中から少し頭側寄りが良いようです。
ベッドの方では、ポータブルトイレへの移乗を簡単に行えるように、手すりをつけておくことが必要です。
移乗を簡単にするための可動型のサイドレールがベストでしょう。
さらに、ポータブルトイレはできればベッドに付けて固定しましょう。
また、木製等の重くしっかりしたポータブルトイレではなく、何とかベッドから自力で立ち上げを使用する場合には、ポータブルトイレ用のフレームあるいは手すりをつけましょう。
この場合に大切なのは、ベッドなど重いものにポータブルトイレが固定されるタイプのフレームや手すりを付けることです。
次に、日常の使用ではにおいが問題となります。
介護されている方が排尿、排便後消臭剤を自分自身で使うことは困難ですから、最初から消臭剤をポータブルトイレのバケツの部分に入れておくという使い方になります。
液体タイプ、フォームタイプ、スプレータイプなど多くの製品が出ていますが、
一日中交換することなく継続的に効果があるものとしては、フォーム・タイプがおすすめです。
フォーム・タイプは、ポータブルトイレのバケツにまず水を入れ、その上にフォームすなわち泡をかぶせておくのです。
この泡は、二四時間くらいは消えることがありません。
この泡にカバーされることにより、臭気はその上に行くことができないのです。
また、活性炭のシートが、本来は介護用としてではなくDIYセンターなどで売られています。
この活性炭シート(株式会社クラレ)を適当な大きさに切って、ポータブルトイレのバケツの内側に張っておくと効果があります。
この活性炭シートは、好きな大きさに切って使えることから、ポータブルトイレ以外にも様々に利用できます。
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