スポンサードリンク
室内の間仕切り建具は引戸にする
本来、日本の住宅の建具は襖、障子を中心とした引戸でしたが、近年開き戸が主流となっています。
ところが、開閉時に他の通行者とぶつかったり、開閉のために大きな空間を必要とします。
開閉操作に伴い体の動きが複雑になるなど、高齢者にとって操作し難い条件が重なり、引戸が見直されてきています。
便所や浴室など、ただでさえ狭い空間でのドアの開閉は、高齢者にとってはますます複雑な動作を強いることになり、介助者が付き添うことになると、開閉もままならないという状況が起きています。
引戸は開き戸に比べ、気密性や遮音性には欠けますが、開閉に必要な空間が小さい上に、開閉操作に伴う体の動きが少ない点は、高齢者のみならず、家の中を動き廻る主婦や幼児にとっても、安全で扱いやすい建具です。
空調設備が完備し、家の中全体が均一な状態に保たれている最近の環境の中では、常時開けた状態で使用するにも邪魔にならないので、新築時にはおすすめです。
ドアを後から改造して引戸にしようとすると、引き込みのための壁が必要となるため、必ずしも引戸に変えられるとは限りません。
引戸で計画する際には、床のレールは必ず埋め込みにすること、把手は擦りやすく力をかけやすい形状のものにします。
現在、市販の引戸用の把手は非常に種類が少ないため、黙っていると旧来の舟底型の彫り込み引手を付けられてしまいますが、指が引っかからない、爪先を折ってしまうなど使いづらいため、彫り込み引手であれば幅三センチ長さ10センチ、深さ1センチ五ミリ程度の商品を選択するようにして下さい。
把手の取り付け高さは床から九〇センチ前後が操作しやすいでしょう。
開き戸の問題点を解消するために、折戸が使用されることがありますが、開き戸に比べ開閉に必要な空間は小さくてすみ、問漂作に伴う体の動きも少なくてすみます。
しかし問漂作が複雑であったり動きがスムーズでない商品が多いなど、高齢者にとっては使いやすいとはいえません。
引戸、開き戸、折戸いずれの場合にも、有効問口幅は八〇センチとっておけば、日常生活上も使いやすく、将来的にも安心です。
スポンサードリンク
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:バリアフリー住宅のコツ
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/3291

