スイッチ、コンセントの高さに、気を使う
住宅の改造、新築の工事の際、大半の人が、どこのメーカーの厨房セットを入れようか、浴槽はどんな材質にしようか、部屋にはどんな壁紙を貼ろうかと展示場めぐりをするものですが、
ほとんど業者任せにしてしまうのが、スイッチやコンセントの商品とその取り付けの高さ。
黙っていればスイッチは床から一メートル二〇センチ、コンセントは床から三〇センチの高さに取り付けられてしまいます。
ところが、高齢になり腕が上がらない、腰が曲がってきた、車いすを使用することになるとスイッチに手を伸ばすのが大変だ、手が届かないということになります。
コンセントも、膝に障害を負ったり、腰をかがめる動作が億劫になったり、草いす使用になると手が届かないため、面倒になり線を引っぼってしまうということになります。
そこで改造、新築時には、スイッチは床から一メートル前後、コンセントは床から四五センチ前後の高さに取り付けておけば、いつまでも容易に使用できます。
高齢者のみならず若年者にも、決して使いづらい高さではありません。
コンセントについては、たこ足配線になったり、室内を線が這って足を引っ掛けたりすることのないよう、設置場所の配慮が必要です。
器具では、操作面がワイドで楽にオン、オフのできるワイドスイッチや、暗やみでもスイッチの位置がよく分かる明かり付きスイッチを、視力や握力の衰えに備えて設置したいものです。
また、スイッチ操作が不要で人の動きを感知して自動的に照明をONL、人が居なくなると一定時間後には自動的にOFFする熱感自動スイッチは消し忘れの心配がなく、暗い中でスイッチの場所を手探りでさがす必要もなく、便利です。
またコンセントに差しこまれているコードは思わぬ障害物。
横からの力で抜けやすくしたマグネットプラグ式のコンセントは、万一コードに足を引っ掛けてもプラグが簡単にはずれ、転倒事故を未然に防ぐことができます。
ちょっとした配慮で、安心して生活できるので、新築、改造時には対応をおすすめします。
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