新築時には、備品の選択を依頼する
新築時の住宅設備機器類の選択は、そこに住む人にとっては、その後20〜30年間その機器を使って生活していかなければならないので、
現在の使い勝手はもちろんのこと、将来的に自分の生活にマッチしているのかどうかなど様々な観点からの選択をせまられているにもかかわらず、業者まかせ、設計者まかせになっているケースが圧倒的です。
揚句の果て、使いづらい、慣れれば何とかなると、身体を機器に合わせて使用しているのが現状です。
近年、通産省がバリアフリー関連に力を入れているせいか、高齢になっても使いやすい、もちろん若年層にも使いやすいという「誰もが使いやすい商品」の開発が活発となり、年々カタログ請求をしないと新商品情報を逃してしまうという状況になっています。
春と秋に集中して開かれる展示会も見逃せません。
必ず「誰もが使いやすい商品」が展示されているからです。
現在、新築を考えている人、改造を考えている人は、あわてる必要がないのであれば、数年待ってじっくり良い商品が出てくるのを待つ、というのも一つの方法かもしれません。
なぜなら、現在の商品群の中で、本当に自分に使いやすいと思う商品がないとなると、特注で作らざるを得ません。
もしくは「まあこれでいいか」という選択になります。
ところが、特注は高くつくし、現場はイヤがる、すっきり納まらない、やっぱり使いにくいなどの問題を抱えることになります。
半年後に考えていた通りの商品が出た、ということが起こるからです。
どうしても工事を急ぐのであれば、工事に間に合う範囲でぎりぎりまで、商品情報を積極的に入手し、良い商品が出たら取り替えてもらうという判断をしていくことが、
長年快適に住み続けていくための家づくりの賢い方法といえそうです。
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