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おむつ交換を手早くする方法
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紙おむつも使い方次第
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紙おむつはまず漏れないこと
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介護用品を安く買う方法
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介護ショップは家庭訪問してくれるごひいきを決める
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社会福祉協議会の在宅関連事業
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高齢者介護より障害者介護のほうが有利な場合も
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専門家の意見だけでなく経験者のアドバイスを
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在宅での介護用品の選び方
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介護用品について
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おむつ交換を手早くする方法
紙おむつの交換の手順を説明しましょう。
まず、ベッドの膝上げ機能などを使って、介護される方の腰を上げます。
それから、衣服の下半身部分を開き、まず今使っている紙おむつをはずします。
その後、陰部やお尻を清拭材と滞れタオルなどできれいにふきます。
きれいになったら、最後にぬれティッシュで仕上げましょう。
特に、排便後はできればお湯とバケツを使用して、きれいにしましょう。
その後、新しい紙おむつを付けるのです。
介護される方は、おむつ交換の間下半身が裸でいるわけですから、できる限り手際よく行いましょう。
そのためには、おむつ交換の前に必要なものをセットしておくことです。
交換時に必要なものは、まず新しく交換する紙おむつ、しかもパンツタイプの交換もするのであれば、パンツタイプに補助パッドをセットしておきましよう。
他には、濡れタオル、お湯、バケツ、滞れティッシュ、それに使用済みの紙オムツを入れる袋などです。
また、夜間に尿が出る場合、パンツタイプではその交換が介護者にとって非常に大きな負担となります。
このような場合、寝る前にパンツタイプの紙おむつの中に補助パッドを入れておくことにより、大きなパンツタイプを交換することなく補助パッドを引き抜くだけで済ますことができます。
補助パッドの引き抜きだけならものの一〜二分で済みます。
使用済みの紙オムツですが、まず便が出ている場合には、便をトイレに流しましょう。
その後、家庭で使った紙オムツは、可燃ゴミとして出しましょう。
ただし、病院や施設で使用した紙オムツは、一般ゴミとしては出せません。
その他、気をつける点としては次のようなことがあげられます。
まず、介護が必要な高齢者の方の場合、下剤を飲んでいる場合も多いということです。
この場合、軟便になりがちであり、使用する紙オムツも水分の吸収性能よりも、サイドギャザーなどの横漏れ防止の工夫をした紙オムツを選ぶようにしましょう。
また、痴呆症などで神経系の医薬品を飲んでいる場合には、医薬品によっては紙オムツの中のポリマーが固まりにくい場合があります。
このような場合には、補助パッドの裏面に穴をあけ補助パッドを二枚重ねにして、パンツタイプの紙オムツと併用すると良いでしょう。
カテゴリー:介護用品
紙おむつも使い方次第
介護が必要で、なおかつベッド上から離れられない方の場合は、紙おむつはパンツタイプと補助パッドとの併用になります。
もちろん、資金的に心配がなければパンツタイプのみの使用でも良いでしょうが、
在宅介護においては紙おむつ以外にも多くの費用がかかり、しかもそれがいつ終わるかもしれないため、少しでも節約をしようというのが人情です。
このためには、パンツタイプをおむつカバーとして使用し、安い補助パッドをおむつとして使用するのです。
ある推計では、パンツタイプのみの場合一ヶ月に三万一〇六二円かかりますが、
その会社の補助パッドを併用すれば一ヶ月に一万一三七円から一万五三一四円で済むとしています。
毎月の出費で、この二万円の差は極めて大きいといえるでしょう。
さらに、行政からの支給品がどうしても平版おむつになる場合には、平版を切って切断面をミシンで縫ってしまうと、補助パッドの代わりとして使えます。
ただし、パンツタイプとは形状が異なるので、パンツタイプとの併用は困難です。
パンツタイプと補助パッドは、パンツタイプを一日に二枚、補助パッドを六枚程度の交換で良いでしょう。
吸収量を調べるには、よく水をたらしていますが、それでは駄目なのです。
紙おむつにおいて、尿を吸収するのはポリマーと呼ばれるものです。
しかも、このポリマーはただの水だと、塩などのイオンが溶けた水と比べて、それこそ桁違いの量を吸収するのです。
ご存知の通り尿には塩などのイオンが含まれているのです。
このため、吸収量は塩を溶かした水で行わなければ、本当のところは分かりません。
塩水を使えば、尿の吸収量や、吸収スピードが分かります。
また、尿は紙おむつの表面に満遍なくでることはないので、実験でも妄所に集中してたらして、そのあとどう吸収するかを見てみましょう。
紙おむつは、このような実験と、できれば幾種類か試すことにしましょう。
このような実験をして、二五〇〜三〇〇cc程度でも漏れない補助パッドとパンツタイプの組み合わせを選びましょう。
カテゴリー:介護用品
紙おむつはまず漏れないこと
紙おむつは、ベッドから自力で離れられない場合ばかりでなく、
神経的な障害から尿意や便意が分からない場合、
排泄をコントロールできず連続的に漏れている場合、
ぼけなどから尿意や便意をうまく伝えることができない場合などに有効です。
では、紙おむつにはどのようなものがあるのでしょうか。
大きく分けて三種類のタイプあります。
一つは最も一般的なパンツタイプです。
マジックテープなどで身体に取り付ければ、自然とパンツの形状になるのです。
このタイプにはおむつカバーは必要ありません。
また、補助パッドを使う場合、おむつカバーとしても使用できます。
昔からある平版タイプは、価格が安いのですが、施設などを除いて徐々に使われなくなってきています。
最近、売り上げを伸ばしているタイプでは補助パッド、または軽度失禁パッドがあります。
このタイプは、パンツタイプをおむつカバーにした下につけて、夜間の引き抜き交換用の紙おむつとして使用されます。
最近では軽度の腹庄性尿失禁など、ちょっとお漏らしの方にも使用が広がってきています。
では、どのような紙おむつを選べばよいのでしょうか。
歩けるし外出もできるが、ちょっとしたお漏らしがある場合には、軽度失禁パッド、それ以外の場合には、パンツタイプと補助パッドとの組み合わせというのが基本でしょう。
さらに、多くのメーカーから出されている紙おむつのうち、どれを選べばよいのでしょうか。
主にパンツタイプで考えてみましょう。
紙おむつでまず大切なのは、漏れないことです。
漏れると、紙おむつの交換だけではなく、衣服の交換、シーツの交換など膨大な作業が発生してしまいます。
漏れる原因として、うまく付けることができていない場合、身体の形状にあっていない場合、吸収量が足りない場合などです。
まず、付けやすさは人それぞれですから試してみるしかないのですが、マジックテープを使用したものが良いと思います。
使用中にはずれるかどうかは、マジックテープなど止める部分の強さにもよりますが、
多くの場合、適切なサイズのものを付けているかどうかということによります。
S、M、L、LLなど多くのサイズを用意しているメーカーのものから、適切な大きさを選びましょう。
また、あまりサイズに種類がない場合には、少し大きめを選ぶとあまり漏れません。
カテゴリー:介護用品
介護用品を安く買う方法
介護用品は医療機関の紹介で買ったほうが安くなる
介護ショップを利用するとき、どこか、もしくは誰かの紹介を受けると安く購入できるのでしょうか?
行政は施設介護においても在宅介護においても大きな役割を担っています。
行政からの紹介を受けると介護用品を安く買えるような気がしますが、そうとも限りません。
行政は、特定の事業者に、ある商品をお客に対して安くするように指導することはありませんし、特定の事業者だけに利用者を紹介することもできません。
このため、行政から紹介された事業者が必ずしも安く買える事業者ではありません。
もちろん、何の紹介もなく行くよりも丁寧な対応は期待できます。
また、日常生活用具給付等事業を利用する場合、たとえば電動ベッドは「五万九二〇〇円が給付されますが、業者としてはその金額に収まるベッドであれば何でも売れることになります。
この場合、できる限り安いベッドを一五万九二〇〇円で売った方が儲かるのです。
行政の制度利用だからといって、安く売ろうということにはなりません。
現時点で介護ショップから多くの介護用品を買ってくれるのはどこでしょうか?
どの商売でも大口の得意先から紹介されれば、安く売るのではないでしょうか?
この大口購入者とは、もちろん特別養護老人ホームなどの施設や病院ということになります。
このうち、在宅介護において最もまとまって介護用品が売れるのは、病院からの退院時なのです。
このため、介護ショップの営業先としては、病院の退院相談を行っている退院相談室のソーシャルワーカーや看護婦が中心となるのです。
また、在宅で介護用品を使う場合には、病院でなじんでいたベッドなどの介護用品が選ばれる傾向にあります。
このため、看護師に病棟で使ってもらい、その看護師にすすめてもらうことが介護用品を売る秘訣となっているのです。
このことから、病院の退院相談室のソーシャルワーカーか看護師に紹介してもらうことが、介護用品を安く買うコツです。
病院は、介護用品をいわゆる定価で買うことはありません。
かなり安く買うことに慣れているのです。
介護ショップは、この看護師からの紹介の場合、病院ほどではないにしろ、かなり安く売ることになるのです。
ただし、在宅介護における介護用品は、必ずしも安さのみを求めてはなりません。
信頼性を中心に紹介してもらうべきだと考えます。
この視点からも、専門家集団である病院は、紹介してもらうのに最も良い先だと考えられます。
カテゴリー:介護用品
介護ショップは家庭訪問してくれるごひいきを決める
介護用品は、どこで購入またはレンタルをすれば良いのでしょうか?
介護用品を扱っているのは、多くは専門店である介護ショップです。
それ以外では、薬局やデパート、スーパーマーケットが扱っています。
介護用品を選ぶには、高い専門性が必要なのです。
その専門性とは、身体に関する様々な知識、老化に関する知識、病気に関する知識、家の構造に関する知識、介護方法に関する知識、行政等の制度に関する知識、それにもちろん介護用品に関する知識などです。
このため、デパートなどでも看護婦などの専門家を販売コーナーに配置しているところもあります。
まず、この専門性を確認するにはどうすればよいか?
これは充分に相談にのってくれるかどうかである程度分かります。
介護用品は、たとえお客様がこの商品を欲しいといっても、すぐには売ってはいけないものなのです。
たとえば、「お漏らしをするから紙おむつが欲しい」といわれても、その原因が足腰の弱りからきたのか、腹庄性尿失禁からきたのか、痴呆症からきたのかで、必ずしも紙おむつが適当とは限らず、ポータブルトイレかもしれません。
そこで、専門性の高い介護ショップであれば、まず介護されている方の状況、病気があるかどうか、介護されている方の体力、家屋の状況と介護用品の使用目的を聞くはずです。
さらに、制度の適用が可能かどうかを判断するため、行政への接触状況についてもたずねるはずです。
このような確認をしない介護ショップは利用すべきではないでしょう。
さらに、介護用品はその多くがお店から家まで配達されています。
なぜなら、在宅介護においては介護をしている方があまり外出できないからです。
また、介護用品は介護される方や介護する方の状況だけではなく、家の構造などによってもその効果が大きく異なります。
特に、ベッドやポータブルトイレ、手すりなどはその設置場所・設置方法によって効果が全く異なるものです。
このため、介護用品はただ単に家へ搬入するのではなく、家の構造を見、要介護者、介護する方の状況を総合的に判断し、最も適切な位置に搬入するのです。
このため、お店の人が自ら配達をしていないお店は要注意です。
介護ショップは、在宅のお客ばかりでなく、施設や病院もお客としています。
介護用品を使用する場所としては、在宅と病院や施設では全く異なるのです。
つまり、介護用品が機能しやすい環境である病院や施設での介護用品の選び方と、生活の場である在宅とでは、選ぶべき介護用品が全く異なる場合もあるのです。
そこで、在宅のお客様を大切にしていることが重要です。
その目安としては、お店の造りを見ることでしょう。
在宅のお客を大切にせず、病院・施設ばかりを大事にしているお店では、介護用品の展示がきれいにされていません。
なぜなら、病院・施設の職員がお店に来ることはなく、むしろお店の従業員が病院・施設へ物を持って行くため、お店をきれいに飾る必要はないのです。
一方、在宅のお客を大切にするお店では、家族が買いにきたときのため、介護用品がきれいに見えるように飾る傾向にあるのです。
在宅での介護をイメージして、モデルルーム的に展示している場合も多くなっています。
お店選定のポイントは、まとめれば以下のようになります。
・お客のことをいろいろ聞いてくれるお店
・配達しているお店
・介護用品の展示がきれいなお店
では、このようにして選んだお店とは、どのようにしてつき合っていけば良いでしょうか?
介護において気をつけることに、介護される方の状態は、老化などの影響を受け徐々に変化していくということがあります。
この変化に応じて、役に立つ介護用品も変わっていくのです。
ある場合には付属品を付けただけで充分に役に立ったり、ある場合には買い替えが必要になったりします。
このような老化などの影響を的確に把握するためには、日頃の状態を店の人に確認してもらう必要があります。
例えば、紙おむつの配達は一ヶ月に一回程度で、状態観察のタイミングとしてはもっとも良いのです。
このときに、お店をいろいろかえていると、お店の人にとって介護されている方の状態が良くなりつつあるのか、急激に亜花しているのかなどが分かりません。
このような時間的な変化を気にする介護ショップならごひいきとして長くつきあい、またできれば月一回程度は配達してもらうことが、最もうまい利用法だといえます。
カテゴリー:介護用品
社会福祉協議会の在宅関連事業
社会福祉協議会(社協)という組織はご存じですか?
社協は、資金的には、市区町村からの補助金や共同募金会からの配分金と、市区町村からの事業の受託により事業を行っています。
事業内容としては、市区町村からの在宅サービスの受託が大きな割合を占めつつあります。
例えば長野県塩尻市の社協では、二四時間の介護を含むホームヘルプサービス事業、移動入浴サービスや送迎サービスなどの日常生活支援事業、機能訓練や介護研修会などの老人保健事業、ぼけ老人を抱える家族の会の助成など在宅福祉事業、
さらに介護支援センター事業、痴呆性老人デイサービス事業、在宅訪問看護ステーション事業など幅広く展開しています。
すべての地域の社協が在宅サービスに充分なメニューを持っているわけではありませんが、住んでいる地域での活動について調べておいて損はないでしょう。
カテゴリー:介護用品
高齢者介護より障害者介護のほうが有利な場合も
行政で寝たきり等の介護のために用意している制度には、高齢者福祉と心身障害者福祉という分野があります。
元来もとになる法律が異なるため、違いがあります。
日本では、心身障害者福祉の制度の方が古くから充実がはかられてきたこともあり、心身障害者福祉にしかない制度もあります。
一方、新しい制度であるだけに高齢者福祉の方が寝たきりの支援にマッチしている場合もまた多いのです。
高齢者で寝たきりになった方は、多くの場合、体幹や下肢の障害で心身障害の一〜二級になる場合が多いので、どちらの制度も利用できる場合があります。
どちらを利用するか、利用するのが有利かは、障害の状況、家庭の状況により異なります。
行政の窓口へ行き、充分に相談しましょう。
ただし、多くの地方自治体では高齢者福祉の窓口と、心身障害者の窓口は異なることに気をつけましょう。
介護用品の給付に限っても、高齢者向けの日常生活用具給付等事業と心身障害者向けの日常生活用具給付等事業があります。
特殊尿器、特殊便器、体位交換器、特殊寝台など多くの介護用品が共通します。
日常生活用具給付等事業の、高齢者介護と心身障害者との大きな違いは、世帯の自己負担の決定の仕方が鼠なることです。
高齢者障害の方は障害により、使用した額の0〜100%が自己負担になり、心身障害者では更生医療補装具費として一定額の徴収になります。
しかし、高齢者の日常生活用具給付等事業では、その年の予算を使い切っていて、利用できないことがあります。
また、高齢者の日常生活用具給付等事業には、扶養者に関する所得制限を設けているか、
もしくは自己負担の設定をしており、一定以上の所得がある世帯では制度を利用できない場合もあります。
多くの方はまず、高齢者の日常生活用具給付等事業の問い合わせはされますが、心身障害者の制度についてはあまり問い合わせをされません。
それぞれの制度について問い合わせてみると、時に異なる制度が利用できる可能性もあります。
心身障害者としての給付を受けるためには、指定医に診断書を作成してもらい、福祉サービスセンター等を経由して知事に申請します。
身体の障害に応じて一級から六級までの指定を受け、身体障害者手帳を交付されることになります。
高齢者で寝たきり状態の場合、下肢または体幹の障害の一級から二級に認定される場合が多いのです。
カテゴリー:介護用品
専門家の意見だけでなく経験者のアドバイスを
介護に関する専門家は、まず介護される要介護者のことを一番に考えます。
一方、在宅で介護を続けるために最も大切なことは、介護という作業の負担を軽減することです。
もちろん、要介護者の自立をすすめることは、介護者の負担の軽減にもなります。
しかし、介護用品を使って自立をすすめるためには、介護者に新たな大きな負担を強いる場合もあるのです。
在宅での介護を続けるためには、言葉は悪いですが「手抜き」を覚えることです。
「手抜き」ができるようになれば、介護の負担が軽減され、その結果として要介護者にやさしく接することもできるようになるのです。
今問題になっている、要介護者いじめも減るでしょう。
ここであえて付け加えておけば、介護をどうしてもある部分、家族の犠牲により行わなければならないという現在の日本の介護システムこそが最大の問題なのです。
専門家の多くは、特別養護老人ホームや病院など介護をしやすい環境で要介護者に対応することを学んできています。
在宅介護を行う場所である家は非常に多様で、介護しやすいようには作られてはいません。
介護の障害になる部分の方が多いのです。
このようなことから、介護用品を選ぶために、必ずしも介護の専門家だけに相談することが良いとはいえません。
専門家として要介護者を思う気持ちを少し抑えて、ある意味での手抜きを考えることが重要になります。
専門家に頼るばかりではなく、むしろ実際に介護を行うことに適してはいない在宅で、しかも仕事としてではなく、家事や仕事の合間に介護を行い、長く続けることができている、在宅介護の経験者に相談してみることが重要となります。
また、介護用品を選ぶためには、家計において負担できるお金の範囲も考えなければなりません。
さらに、付け加えれば、介護用品を狭い部屋に置けるかどうか、家に置いたときの見栄えなども考慮しておかなければ、結局使えないことになります。
専門家からは、医学的な知識などに基づき介護において気をつけるべき点を充分に聞き、心身状況がどのように変化していくかのアドバイスを受けます。
在宅介護の経験者である主婦からは、介護を家事や仕事の合間に行うことの負担を充分に聞き、
その中で得られた介護と家事、仕事との両立の工夫と、どのようにその中で生活を組み立てたか、役に立つ介護用品はどんなものかを聞くことが大切です。
カテゴリー:介護用品
在宅での介護用品の選び方
心身の機能は生まれた瞬間から急速に向上し、およそ一二〜二五歳でピークに達し、以降老化の影響を受け徐々に低下します。
けがや病気を原因としたものではなく、老化を主たる原因として、介護ニーズはこのようなゆっくりとした心身機能の低下に従って増加していきます。
その時の心身状況に、最も適した介護用品を使うことがベストなのですが、
日々刻々変化していく心身状況に応じて、介護用品を買い換えるということは現実的ではありません。
介護用ベッドにも四段階ある

介護用品の中で最も一般的でなおかつ比較的高価な買い物であるベッドを例にとってみましょう。
ベッドはもちろんすべての年齢において使うことができます。
では、介護の面での有効さから、ベッドの機能別の使用時期を考えてみましょう。
老化によって足腰の力が弱ってくると、まず布団など直接畳に近い位置から立ち上がるのが大変になります。
このとき、畳から少し高くなっているベッドを使えば、ベッドに腰掛けた位置から立ち上がることになるため、立ち上がりは非常に楽になります。
また、布団の上げ下ろしという重労働をしなくてもよくなります。
もう少し老化が進むと、ベッド上で起き上がる動作が困難になります。
起き上がるには、腕の力、腹筋の力など様々な筋肉の力が必要なのです。
このため、背上げ機能がついたギヤッジベッドは身体を起こす上で非常に役に立つものです。
ところが背上げ機能を利用する機会は一日に何回もあります。
このため、プロが職務として介護を行うのではない在宅では、できる限り楽に背上げができる手動ではなく電動の一モーターのベッドが便利ということになります。
さらに弱って、ベッドから車いすなどへの移乗が困難になってくると、ベッド自体を上下できるハイ&ローの機能が必要となります。
また、ベッド上での移動が困難になってくると、膝上げ機能が必要となってきます。
膝上げ機能は背を上げたとき、要介護者の身体がベッドの下手側にずれるのを防ぐためです。
わずかに数センチのずれですが、毎日、何回もこのずれを直す作業をすることは介護者にとっては大きな苦痛になってくるのです。
この程度にまで老化が進むと、ベッドは三モーターの電動介護ベッド、もしくは背上げ膝上げ連動型の二モーターということになります。
さらに三モーターのベッドでは、膝上げ機能が単独で使用できるため、おむつ使用者のベッド上でのおむつ交換が楽になります。
このように身体の機能は、布団、ベッド、一モーターのベッド、ハイ&ロー付きのベッド、三モーターのベッドを必要とするレベルに一年から四年くらいの間に低下していくのです。
では、ベッドをたとえば四年の間に四回も買い替えることが可能でしょうか?
一般の家庭では現実的ではないといえるでしょう。
レンタルを利用するにしても、手続きの煩雑さ、搬入や搬出の費用、契約期間が長い方が割安になることなどを考えると、最初からある程度機能の充実したものを選んでおくことが望ましいといえるでしょう。
また、疾病によっては急激な身体機能の低下も考えられます。
機能低下の進行を考えると、大体一年半ぐらい先を考えて介護用品を選択することが適当といえます。
先ほども言いましたが、心身機能の低下のスピードはその原因となる疾病によって大きく左右されます。
このため、疾病を原因とした心身機能の低下は、まず医師などの医学的知識をもった人に一年半後の状態を聞くことが重要となります。
しかし、病院や施設の方に介護用品の選定自体を相談すると、その時点の状況に最も適した介護用品を薦められることになります。
病院や施設では、多数の入院者や入居者がおり、たとえその方に合わなくなっても、その介護用品に適した他の方にまわすことが可能だからです。
また、その患者の現状に最も適したものを提供することが、特別養護老人ホームや病院では良いことだからです。
すなわち、介護用品を選ぶには
・まず、医師や看護師など医学の専門家に要介護者の一年半後の状況を聞く。
・次に、現在の状況を介護ショップなど介護用品の専門家にみてもらい最も適した介護用品を選ぶ。
・その後、一年半後の状態を予想して専門家と相談して、
最終的に介護用品を選ぶことになります。
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介護用品について
介護用品とは何でしょうか。
これは、介護を語る上で最も重要で、また介護用品を使って得するための最も大切なベースとなるものです。
介護用品には大きく分けて二つの機能があります。
まず一つは、要介護状態となった高齢者の低下した心身機能をこの介護用品により補う、高齢者の自立を支援するという機能です。
たとえば、足腰が不自由になった高齢者の方も、適当な杖を使うことにより、人に頼ることなく外出ができ、一人で生活ができるのです。
補聴器やシルバーカーなども典型的な自立目的の介護用品ということができるでしょう。
もう一つは、介護者の負担を軽減することです。
介護とは、医療などと違い毎日のつみ重ねです。
今日がんばったから、明日は行わなくてよいというものではありません。
また、介護の作業内容自体は、たとえばおむつを交換する場合、要介護者の方の腰を持ち上げたり、着物を脱がせたり着せたりと力もいれば、介護する方の身体の負担も大変なことが多いのです。
酔っぱらってべろんべろんの方に肩を貸した経験があれば分かりますが、
要介護の方は筋肉の力が低下しており、まさに泥酔した方に対してトイレやお風呂のお世話をするようなものです。
このため、介護をなさっている方は、看護婦や特別養護老人ホームの寮母さんのようなプロでも腰痛や筋肉痛などに苦しむことになるのです。
介護用品とは、介護を行う際の負担を軽減することが大きな目的となるのです。
この面では、電動の介護用ベッドなどがあります。
介護用品はこの二つの目的を持って開発されてきています。
もちろん、ほとんどの介護用品は二つの目的の両方を併せ持つものなのです。
介護用品の開発
では、介護用品がどのように開発されてくるかを説明しましょう。
従来、介護用品の多くは特別養護老人ホームや病院などで使われてきました。
また、介護専門家とは、看護婦や医師などと思われてきました。
介護用品は、特別養護人ホームや病院にいる介護の専門家の意見を聞きながら開発されてきました。
このことから、介護用品は特別養護老人ホームや病院などで充分な性能を発揮するものとなっています。
特別養護老人ホームや病院は、廊下も広く段差もない、介護を非常に行いやすい環境です。
また、医師や看護婦、寮母などの介護の専門家がお給料をもらって介護用品を使っているのです。
一方、在宅ではどうでしょうか。
普通の家は介護を行うようにはできていません。
家はそれぞれ造りも大きさも異なり、段差も障害物も存在するのが普通なのです。
また、介護をする家族も、介護の専門家ではありません。
しかも、家族で介護をすることによってお給料をもらうこともないのです。
多くの場合、介護をなさる主婦は日常の家事を行い、その上に介護をこなさなければならないのです。
ある意味では、介護を行いやすい環境でお給料をもらいながら介護を行う専門家の方々よりも、主婦の介護の方が大変なのです。
介護用品の選択は、負担軽減を重視
このことから、在宅での介護用品の選択では、まず介護する方の負担が軽減されることを重要視しなければ介護を続けることができなくなります。
もちろん、介護を続けるという中で、要介護者の自立を手伝ってあげることは非常に重要なことです。
しかし、介護用品は必ずしも楽になることを目的には作られていません。
また、在宅は介護用品が機能しやすい環境ではありません。
さらに、介護用品を使う方も専門家ではなく、年齢も体力も非常に幅が広いのです。
というよりは、特別養護老人ホームや病院における介護者よりも年齢が高く、体力もあまりない場合が多いのです。
このため、在宅では介護用品を安易に選んでは、まず使いこなせません。
あるいは、使えば使うほど、介護の作業量が増えたり、あるいは負担が増えたりする場合もあるのです。
では、どうすれば在宅で役に立つ介護用品を選択することが出来るのでしょうか。
結論からいえば、在宅での介護用品の専門家に相談することです。
現状では、最も良い在宅での介護用品の専門家に会うためには、良い介護ショップを選ぶことです。
カテゴリー:介護用品

