退去時に入居金が返還される有料老人ホームもある
退去時に入居金が返還される有料老人ホームには『フランシスコ・ヴィラ』があります。
入居預り金は一人入居、夫婦入居の場合とも五〇〇〇万円で、退去時には現状回復費を除いて無利子で全額返還されます。
なお年齢に制限があり、入居時に八〇歳以上は入居できません。
厚生年金事業団の運営する『厚生年金有料老人ホーム』
厚生年金受給者、およびその配偶者のための有料老人ホームですが、空きがあれば受給者でなくても入居できます。
入居金は、厚生年金受給者が一人四〇万円、それ以外の人は六〇万円。
これは退去時に部屋の補修費をのぞいて全額返還されます。
入居資格は満六〇歳以上、日常生活に支障のない健康状態であること。
確実な保証人が二人いること。
月々の費用は、個室と相部屋、広さまたは各ホームにより差がありますが、年金受給者は食費込みで八万円代から一四万円代まで。
自分のことが自分でできなくなったら退去する決まりになっています。
特定有料老人ホーム
特定有料老人ホームとは老人病院や軽費老人ホーム、特別養護老人ホームなどを運営する社会福祉法人が、同じ敷地内に設置した小規模な有料老人ホームをいいます。
利用料以外は徴収してはいけない決まりになっており、介護費も施設によって設定が違います。
特定有料老人ホームは全国で九ヶ所あり、
例をあげると、東京・清瀬市の『信愛苑』の場合、入居金は単身で五五〇万円、夫婦で七〇〇万円、解約時には全額返済されます。
月額利用料は単身一二万三五〇〇円、夫婦で一九万二三〇〇円。
食費は一日一二六〇円。
介護は限定介護型で一五日間は無料、これを超える場合は一日一万円となっています。
茨城県の『フレグレントかしま』は、入居金が単身四八〇万円、夫婦六八〇万円で退去時に全額返還されます。
月額利用料は単身一〇万四〇〇〇円、夫婦一三万二四〇〇円。
食事代一日一二〇〇円。
ここは介護料を一日当たり軽度七〇〇円、中度一二〇〇円、重度二〇〇〇円支払えば終末まで看てもらえることになっています。
特定有料老人ホームは寝たきりになっても、月に六万円の追加料金で終身介護を受けられるところもあるので、知っておくと便利です。
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