有料老人ホームの介護費
有料老人ホームの介護費には、入居時に支払う介護一時金払いと、介護が必要になってから応分負担をする二通りの方法があります。
介護一時金払いは、入居金に含まれるケースと、別払いで徴収するケースがあり、約六割が一時金としてのプリペイドシステム(先払い予約システム)をとっています。
これは、介護を受けなくても返金されない相互扶助の性質を持つもので、介護が必要になってからその都度支払う方法は別途負担と呼ばれています。
入居時の介護一時金は二五〇万円〜六〇〇万円、平均すると約三八〇万円です。
この介護費には消費税がかかります。
介護が必要になってからの介護費は、ほとんどの施設が介護程度によってランク分けをし(A〜D)、月額三万〜二〇万円程度となっています。
これを最重度の月額経費でみると、一九ヶ月で平均の介護一時金の額、三八〇万円になります。
一般には、寝たきりになってから平均約六ヶ月という調査結果も出ています(ただし痴呆のように長期にわたる場合もありますので、確かな予測はできません)。
有料老人ホームでは、ほとんどの施設が医療が必要になった場合には入院の措置をとりますので、施設で介護を受ける期間はもっと短いかも知れません。
よく笑い話で、「介護費を払ってあるので、使わないと損」といったことばを耳にしますが、介護は受けないに越したことはありません。
別途負担だと介護が長引いた場合に介護費が高くなるのでは、といった心配をされる方もありますが、
それよりは介護を受けない暮らし方を積極的に行うことのほうが大事でしょう。
そうした暮らし方をしている人は、寝たきりの期間が非常に短いと報告されています。
平成五年の全国有料老人ホーム協会の調査資料によると、五一〇八人の内、介護が必要な人は二一%、
この内、身体的要因が一二五人、最も多いのがガンで次に骨折、心不全、脳梗塞といった四大要因が上位を占めています。
骨折や脳梗塞は後遺症が残るケースもあり、介護が必要になりますが、他の疾患は医療の分野として、病院が対象となります。
有料老人ホームに最後の看取りまでを期待するのは難しいですが、一部には本人の意向を受けて、施設内で看取りまで行う施設もありますので、入居の際に相談してみるのも良いでしょう。(看取りを実施しているホームは「パークヴィラ陽春館」、「ケアレジデンス水戸」など)
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:介護サービス
トラックバック(0)
http://blog.shigoto-shikaku.com/mt/mt-tb.cgi/3308

