体験入居を最大限に利用する
多くのホームで、希望者を受け入れてくれる体験入居の制度があります。
「一泊程度ではなにがわかるものか」などと先入観をお持ちの方もいるようですが「百聞は一見にしかず」、一度体験されてみたらいかがでしょうか?
なんといっても終の住み家、非常に高額な買い物でもある大事なホーム選びです。
じっくり腰をすえての体験入居を希望する人が多くなっているのも事実です。
ホーム経営側では、案外、柔軟に対応しているようです。
たとえばケアハウスでは、岩手県の『アーベイン八幡平』には、本人が希望する間は、滞在が可能なシステムがあります。
茨城県の『ピソ天神』でも長期体験が可能。
期間制限を設けているホームの方が多数派ではありますが、目当てのホームに問い合わせ、できるだけ長い体験入居を試みてみたいものです。
とくに、オープン当初はまだ全室が埋まっていないこともあり、長期滞在を認める可能性が大です。
だいたい一週間住めば、ホームの生活様式や時間割も理解できると言われています。
できれば一年のうちに何度か、季節を違えて出かけてみるのもいいでしょう。
時候の良い季節に体験入居をしがちですが、入居者にとってもっとも暮らしにくいと思われる季節にあえて訪れると、どのように暮らしているか真の姿を知ることができます。
体験入居で必要な経費は、部屋の使用料と、希望する回数の食事代。
ホームによっては、三食込みで一泊三五〇〇円と、利用しやすい値段を設定している所もあって、ホテル宿泊の旅行より安くあがるかもしれません。
ただし、ホームにふさわしい人かどうかを、ホーム側にチェックされていることもお忘れなく。
体験入居中にあてがわれるゲストルームは、日当たり、風通し、騒音などの面でホームでも好条件の部屋である場合が多いようです。
実際の空き居室はどの部屋なのか、確認しておくことが重要です。
その他、共同部分の設備のチェック、特に夜間のエレベーター昇降音や、トイレの音、隣室のテレビの音などは要注意。
さらに入居者の生の声を聞いて、
スタッフや入居者の人となりを知ったり、
経営者側に入居者の希望を言えるか確かめたり、
外出して周囲の環境を見るなど、調べておきたいことはたくさんあります。
体験入居で成果を得るためのコツは、なるべく長期の滞在にあります。
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