「介護保険」導入後は併設特養での介護が可能
ケアハウスは、日常の介護が必要になった場合には退去が義務づけられています。
ケアハウスのスタッフ体制は、五〇人規模で日常の生活サービスに当たるスタッフは三人。
通院などに付き添えるゆとりはありません。
ただし在宅と同様の扱いであることから、自治体の福祉サービスを受けることができます。
既に入居されている方々の中には家事支援サービスを受けている人もおり、
通院のサポート、自室の掃除、あるいは入浴介助など一回二時間程度のサービスの利用者が多いようです。
しかし、ヘルパーの数は自治体によって異なるため、どこでも一棟ではありません。
利用料も自治体によって差があり、所得によって決められています。
平均一回七〇〇円程度のようです。
神奈川県の『ルビーハウス』では、地域のワーカーズのグループと提携しており、自治体のサービスが不足する場合に有償で利用できます。
入居者は三〇分、四五〇円のチケット(一〇枚つづり)を購入し、それを利用する方法をとっています。
たとえば病院の付き添いには一枚、部屋の掃除は一枚として、ケアハウスの事務室でいつでも購入できます。
最近の傾向として、ケアハウスと特別養護老人ホーム(以下特養)の併設がかなり見られます。
特養ホームは、介護が必要な人をお墓する施設で、スタッフの中には医蛎(非常勤でもよい)、看護婦の常勤が義務づけられています。
現行では特養は行政の普対象であり、自由に入居することはできませんが、
介護保険導入後は、この措置制度が撤廃されることになっていますから、それを見越しての併設と思われます。
そうなれば、併設の特養への申し込みが可能になり、運良く空きがあれば入居ができます。
ただし、特養への入居待ちは現在全国で三万人、東京都では一万七〇〇〇人いるといわれているので、おいそれとはいきません。
また介護保険導入後は、ケアハウスの入居者にも保険が適用されるため、施設によっては、特養待ちの問にケアハウス内で介護することを念頭に置き、
静養室を検討するところが見受けられるようになりました。
それが可能になれば、ケアハウスの入居者にも、終身介護が約束されることになり、途中退去の不安がなくなります。
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