シニア住宅は高齢者ほど安くなる
平成七年八月から入居開始となった『ボナージュ横浜』は、住宅・都市整備公団が建設したシニア住宅です。
横浜市営地下鉄三号線の仲町台駅から歩いて五分、併設して介護専用型の有料老人ホーム『ゆうらいふ横浜』[(株)ライフサービスネット運営:三井海上グループ数社が出資]があります。
同住宅は、賃貸方式ですが、入居者は生損保の終身年金保険に加入し、その年金をあてる仕組みをとっているため、入居時に数千万円が必要となり、その意味では有料老人ホームと同じです。
しかし有料老人ホームの終身利用権方式と大きく異なる点は、終身年金保険のため、年齢、性別によって支払い条件が大きく異なることです。
保険は生保一五社の終身年金保険の中から選ぶことになりますが、保険の種類、年齢、性別、家賃相当額によって保険の額が決まるため、保険金額は一人ひとり違ってきます。
保険に入って一年後から年金の支払いが始まり、生涯にわたって受けることができます。
入居期間中は、(財)高齢者住宅財団が総ての支払いを代行するために、本人の手元には渡りません。
退去した後は、本人に振り込まれることになります。
終身年金保険の性質上、年齢が上がれば年金額が少なくなるため、高齢になるほど安くなる設定になっています。
また、平成七年八月からは、終身年金保険と家賃などの一部を月払いする「併用方式」ができました。
これは、月払いの割合を収入により(注‥公団家賃は月額家賃の四倍の収入がないと認められない)、家賃などの総費用の五〇%を限度として設定できる仕組みです。
例えば七〇歳の男性が、終身年金保険の三二七五万円が対象になる部屋を決めた場合、
五〇%の月払い併用を希望したとすると、終身年金保険は一六五五万円で、毎月の家賃として七万七五九〇円を支払うことになります。
ただし、このほかにも、年金支払開始までの家賃、介護が必要になった場合は介護施設予約、
または生保の介護保険が義務づけられているために、その費用は別途に支払うことになります。
また、保険金は改定があるため、入居時点によって保険金が異なってくることも念頭に置いておく必要があります。
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